投資

従業員持株制度は本当にお得かを考えてみた

くま吉くん
くま吉くん
どうも、くま吉です(@BobiRockByKuma)

\こんな人に読んで欲しい/
  • 貯金が出来ない人
  • 持株会があるけどなんとなく利用してない人
  • 一般NISA枠を使い切ってる人

従業員持株制度は本当にお得かを考えてみた

一般的に福利厚生に位置づけられる従業員持株制度

果たして本当にお得なのかを考察してみました(^o^)
うちの会社にもその制度あるよ~って人も意外と利用していない人も多いのではないでしょうか。

新卒で入社した時に受けた持株会の説明。
内容はよくわからなかったけど『天引きされるし貯金出来そうだな~』って軽い気持ちで加入しました。
同期の半分以上は持株会をやらなかったです(笑)
友達に聞くと制度はあるけどやっていないという人が多いみたいですね(^o^)

でも、くまさん自身は条件によってですが、持株制度は賛成派です。

上場企業の95%は従業員持株制度を導入している

野村資本市場研究所が発表した『従業員持株会の効用』によると上場企業の95%が従業員持株制度を導入しているようです。
(参考サイト:野村資本市場研究所:従業員持株会の効用)

非上場の会社でも持株制度を導入している企業もあるようですが市場で売買されていないので資金化する事が難しいと思います。

なので非上場企業で持株をする場合、必ず買取金額がいくらになるのか、配当金は入るのかなどを確認しておくべきですね(`・ω・´)

持株会の加入割合は4割

少し古いデータになりますが、2016年に東京証券取引所が従業員持株制度がある会社3,144社を対象に調べたデータによると持株会への加入割合は約4割という結果になっています。
(*加入割合=加入者÷従業員数)
(*参考サイト:2016年度従業員持株会状況調査結果の概要について)

意外と皆さん持株会へ加入しているんですねΣ(゚Д゚)
くまさんの周りだけが加入していないだけなのかな(笑)

調査が始まった1989年には加入割合が47%、2002年には51%と半数以上の従業員が加入していた持株会ですが、年々減少して2016年には39%になってしまっています。
会社への帰属意識が薄れていったのか理由は様々でしょうが、傾向的には持株会へ加入する人は減っていっているようです(。-ω-)

従業員持株制度のメリットとデメリット

年々加入者が減少傾向にある『従業員持株制度』
そのメリットとデメリットを考えてみました。

持株のメリット①:奨励金が貰える

持株の最大のメリットとも言える『奨励金』

この奨励金というのは自社株を購入する際に購入金額の何%かを会社が出してくれます。
持株制度がある会社の96%は奨励金を支給しています。

例えばくまさんの会社ではこんな感じです。

  • 1口=1,000円
  • 1口から購入可能
  • 5%の奨励金がある

くまさんの場合、1ヶ月に10口購入するようにしていますので10口=10,000円が自動的に給料から天引きされます。
負担分は10,000円ですが、実際の購入金額は10,500、買付が行われます。
500円分多く買付をしてくれるって事ですね。
ボーナスの時にボーナス分多く買付もしてくれるので年間180,000円と奨励金9,000円が買付予定になります。

9,000円もお得に株が買えちゃいます(^O^)
くまさんが持株会に加入した最大の理由です。

持株のメリット②:定期買付 (ドルコスト平均法)

毎月決まったタイミングで買付を行っていますので買付時期のリスクを分散してくれます。
相場の高い時には多く買付出来ませんが、逆に安い時には多く株が買付出来ます。

ドルコスト平均法の有用性についてはこんなブログよりも他のサイトで丁寧に紹介されているので是非そちらを参考にして頂ければと思います。

我々素人に株の値動きなんて正確にわかるわけが無いのでくまさんは大人しく定期買付をしていこうと思います。

持株のメリット③:少額から投資が出来る

持株会の多くは1口=1000円という少額から買付が可能です。
証券会社から株を購入する場合、大抵が1単元(=100株)からが多く持株よりも多くの資金が必要とされます。

その点持株制度は少額から始める事が出来るのでいきなり何万円も投資したくないという方にはピッタリだと思います。
特に新入社員の人なんかは、いきなり持株会なんて勧められてもよくわからないし怖いですよね(笑)

持株のデメリット①:好きなタイミングで売れない

くまさんが考える最大のデメリットとしては『自分の好きなタイミングで売買が出来ない』という事でしょうか。

自分で証券口座を持っている場合は、売買は自分の好きなタイミングで出来ます。
利益が出ていればすぐにでも売る事が出来ます。
それに対して持株会の場合、自分の好きなタイミングで売却が出来ず、申請⇨許可が降りてからやっと売却出来ます。
その間にも株価は変動しているのでリスクはありますね。

というか普通に面倒_| ̄|○ il||li

自分のタイミングで買いたい売りたいって思っている人や短期売買を考えている人には向かないかもしれませんね。

持株のデメリット②:NISA 非課税特例制度が使えない

めちゃくちゃ痛いです。

NISAのような制度を利用せずに株の売却益や配当金があると税金がかかってしまい収入が減ってしまいます。
NISA枠に余裕がある人はまず先にそちらを利用しても良いかもしれません。

せっかく株価が上がって売却益を得たり、配当金を貰っても税金で持っていかれるのは結構悔しいですよ(笑)

持株のデメリット③:集中投資はリスクが高い

毎月自社株を購入するという事は、自分の会社に集中投資をしているという事です。
もし持株以外に分散投資をしておらず、貯金すらせず持株をしているのであればちょっと考え直した方が良いです。

今の時代、会社も簡単に潰れてしまいます。
自分の会社は例外…なんて考えず万が一に備えて資産は分散して防衛していきましょう。
ただここについては自分で十分コントロール出来るところなので自分にあった投資をして将来に備えましょう。

NISAと持株制度  シミュレーションしてみた!

『NISAやってるから持株は興味無いな~』って方や『NISA枠を使い切ってるから他に投資をしたいな~』って人へ
NISAと持株制度どっちがお得なのかをシミュレーションしてみました!
素人のシミュレーションなので矛盾点があるかもしれませんので参考程度にしてください。

シミュレーション条件
  • 1口=1,000円で1ヶ月に10口買付をする
  • 配当利回りは3%
  • 取得価額は毎月均等、1株=1,260円
  • 取得から4年目(5年以内)に売却をする

持株の場合
自己負担額:10,000円 ✕ 12ヶ月 = 120,000円
奨励金:500円 ✕ 12ヶ月 = 6,000円
年間買付額:126,000円
1年目配当金: 3,011円(税引後)
*3,600円(税引前) 税率 20.315%

NISAで買付た場合
年間買付額:126,000円
*比較する為、買付金額を同じにしました。
1年目配当金: 3,780円(非課税)
*NISAの為、非課税

ちょっと見にくいので表にまとめてみました。
するとこんな感じ

買付方法 NISA 持株
自己負担 126,000 120,000
奨励金 0 6,000
100株 126,000 126,000
配当金 3,780 3,780
税引後 3,780 3,011
実質配当利回り(*1) 3.00% 2.51%
奨励金含めた利回り(*2) 3.00% 7.51%

*1 実質配当利回り = 配当金(税引後) ÷ 自己負担
*2 奨励金含めた利回り‹売却時› =[配当金(税引後)+奨励金]÷ 自己負担

配当金だけ見るとやはりNISAで運用した方が税金を引かれない分、利回りが良いです。
ただし買い付け時と同じ株価で売却出来た場合、当然ながら奨励金分が丸々手元に来るので利回りが高くなります。

5年以内に含み益+配当金で9%以上利益を出せればNISAがお得!!

さっきは単年で見た時、どちらがお得かを見てみました。
ただ、持株を初めて1年で株を売却するなんてあまり無いですよね。
そこで次は買付を始めてから4年目(5年以内)に定期買付をしていた株を売却した場合どうなるのかを見てみます。
売却額についてですが、単年ですとどうしても持株が勝ってしまうので、逆に5年以内に何%の含み益を生み出せれば持株に勝てるのかを検証しました。

NISA 持株買付  +奨励金
1年目 126,000 120,000 6,000
2年目 252,000 240,000 12,000
3年目 378,000 360,000 18,000
4年目 504,000 480,000 24,000
配当金(累計) *1 37,800 30,108 *2
売却 548,610
売却益 (非課税・税引後) 44,610 35,532 *2
売却益+配当金(税引後) 82,410 82,409

*1 毎年入る配当金は再投資せず積立
*2 税率 20.315%

もし、NISAが持株に利益率で勝とうとする場合、
5年以内に売却益と配当金の合計が取得価額より9%以上上回ればNISAの方がお得です。

NISAの【売却益+配当金(累計)】が持株の【売却益+配当金(累計)】を上回る為には5年以内に9%以上の含み益+配当金が必要になります。
ではこの5年以内に9%の実現性はどうかというと、タイミングによっては達成出来る数値だと思います。

少し古い記事になっていますが、2016年に書かれた記事によると
日経平均の過去5年間の平均成績は13.94%

(参考サイト:「日経平均」vs 「S&P500」 過去5年~30年間、投資していたらどうなっていたか試算してみた)

これは配当金を含まない株価のみの成績なので2011年-2016年で見れば十分達成出来そうです。
ただし、バブル崩壊や景気後退期とタイミングが被ったりしてしまうと5年以内に利益率9%を超えるのは難しくなってしまうかもしれません。

NISAも良いけど持株会も良いかもね

従業員持株制度のメリットやデメリット、シミュレーションまで色々見てきましたが結局買うのは「株式」に変わり有りません。

暴騰・暴落や倒産リスクがある金融商品です。
しっかりと分散投資によるリスク回避や企業の将来性、減配リスク、奨励金の有無についても十分考慮して持株会に加入するのかを決めましょう。

くまさんは持株会は賛成派ですが、ネットを見ると賛成派、反対派で別れています。
それほど人によってはメリットとデメリットが異なります。
自分に最適な形で良い投資ライフを!!(`・ω・´)シャキーン

くま吉くん
くま吉くん
NISA枠を使い切っているなら有りかもしれませんね

 

ABOUT ME
くま吉
早期冬眠(アーリーリタイア)を夢見るくま。 投資と副業で海外移住を目指す!! 収入増,支出減の方法と英語を勉強中!! TOEIC855 / FP2級 / 宅建合格
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。