12月の総括&海外移住までの道のり成果発表で紹介したこちらの本
「FIRE 最強の早期リタイア術-最速でお金から自由になれる究極メソッド-」
何とも怪しげなタイトルの本ですが、早期リタイアを目指している人にとってはバイブル的な本です。
(そんな本を今まで読んでいなかったくまさん)
さてっ
今回はこの有名な本を読んだ感想をまとめてみたいと思います!
早期リタイアを考えてる全ての人
目次
FIRE~最強の早期リタイア術~を読んでみて
まずは本の構成をざっくり要点を一言でまとめてみました。
第1~3章 『貧困時代のマインド~キャリア選択の方法』
第4~8章 『資産を守れるのは自分だけ』
第9~13章 『早期リタイアと旅行の相性』
第14~18章 『早期リタイアと負の側面について』
以上がざっくりとした本書の構成になります。
では順々にいってみましょう!(*^ω^*)
第1~3章 『貧困時代のマインド~キャリア選択の方法』
第1章からびっくりする内容ですが、筆者でミリオネアであるクリスティー•シェン氏の幼少時代は私達日本人から見るとびっくりする程の極貧生活を送っていました。
具体的に言うと
・おもちゃが買えず医療廃棄物の山を漁っておもちゃの材料を探す
・家族が1日44セントで生活をしていた
・コカコーラのあまりの美味しさに空き缶を大切な持ち物にした
こんな生活を送った事があるシェン氏
ある時、転機が訪れます。
彼女の父親がカナダへ移住出来る機会を得て、彼女もカナダへ着いて行くことに。
中国での劣悪な環境からカナダのワンベッドルームに感動したり、小学校でイジメの対象になったり、鍵の紛失による鍵交換で30ドルかかり母親から殴られたりと今の日本では考えられないような経験から培われた『欠乏マインド』は彼女の価値観のベースを作りました。
本書ではこう書かれていました。
お金こそが、世界で最も大切なものです。
お金は、犠牲を払う価値のあるものです。
お金は、血を流して得る価値のあるものです。
非常にストレートですが、彼女の考えがわかる文章を本書から引用しました。
この欠乏マインドが彼女をミリオネアにしました。
果たして早期リタイアを夢見る私にここまでの欠乏マインドがあるかというと怪しいです…。
この欠乏マインドは大学選択にも影響しました。
彼女が興味を持っていた分野は3つ
- ライティング
- 会計
- コンピュータ•エンジニアリング
ライティングが第1候補だったのですが、大学にかかるコストや卒業後に貰える給与の中央値から差額を計算し最も割にあった学部はコンピュータ•エンジニアリングだったのです。
最終的に彼女は最も情熱があったのライティングではなく、稼げる可能性の高いコンピュータ•エンジニアリングを選択しました。
彼女はこうも言っています。
『心から好きな事をすれば、お金は後からついてくると期待するのは危険です。まずお金を追いかけましょう。好きなことはその後でもできるのです。』
第4~8章 『資産を守れるのは自分だけ』
この章にについて共通して言えるのは、『借金は怖いよ』って事です。
ぶっちゃけここから新しく知り得た知識はあまりありませんでした。
消費者ローンや住宅ローンの注意点や自分自身でのセーフティネットの作り方などを紹介していました。
借金の怖さを知るには両学長の動画を見れば十分です笑
セーフティネットに関しても日本人であれば公的機関を利用すればちゃんと生活保護なども受けれます。
まぁそこまで大事にならないよう準備していくことが大切なのですが…。
唯一面白かったのがこの話
『本物の銀行強盗』
皆さん、銀行強盗というのはどんなイメージですか?
大体の人はこんなイメージなのでは無いでしょうか。

私もそうでしたが、彼女は違うと言いました。
本当の銀行強盗はこの人です。

そう、銀行員こそが私達にとって銀行強盗と言っているのです。
考えてみればそうですよね、この人達の給料はどこから出ているのかを考えればわかります。
銀行員の人はあの手この手を使ってあなたの資産から手数料という名を使って掠め取っていきます。
まぁだからと言って銀行員の人が悪だとは思っていません、だってビジネスですもん笑
銀行員はただ自分達の仕事をしているだけなので何も悪くありません。
悪いのは自分のお金を守れなかったあなた(自分)自身が悪いと私は思います。
第9~13章 『早期リタイアと旅行の相性』
これこれこれこれ‼︎‼︎‼︎
そう、これが一番知りたかったのぉぉぉ
ぶっちゃけ観光ビザだけで世界中旅行をし続けることは出来ないのかとずっっっっと思ってました。
結論から言う可能です。
…そう、お金があればね笑
まぁそうだよねと思いつつ、彼女と夫の2人は1年間旅行をしてかかった費用は4万CAD(日本円で約330万円)もかからなかったと言います。
こちらが実際にかかった費用↓
地域 | 期間 | 1ヶ月の費用(CAD) |
北米 | 1ヶ月 | 3,174ドル |
英国 | 1ヶ月 | 5,150ドル |
西欧 | 1ヶ月 | 4,569ドル |
東欧 | 1ヶ月 | 3,454ドル |
アジア | 2ヶ月 | 4,216ドル +3,089ドル |
東南アジア | 6ヶ月 | 2,640ドル +2,675ドル +2,649ドル +2,387ドル +2,176ドル +2,214ドル |
合計 | 12ヶ月 | 38,393ドル CAD / year |
これはくまさんにとっては意外な結果で、年中旅行しているのだから結構な費用がかかると思っていました。
ですが、蓋を開けると予想よりもかからないという事実。
しかも旅先には物価の高い北米、英国、西欧まで含まれています。
それにしてもやはり東南アジアの安さが際立っています。
くまさん的には物価の高いところにはあまり興味がなく東南アジアや東欧、南欧に興味があります。
発展途上の活気ある雰囲気が大好きです(`・ω・´)キリッ
第14~18章 『早期リタイアと負の側面について』
この章では早期リタイアにまつわる負の側面に関して少し触れています。
…が、その対処方についても丁寧に説明されております。
負の側面では以下の事を挙げられていました。
・インフレリスク
・海外保険について
・資金不足の可能性
・コミュニティの喪失
…がここら辺については早期リタイアしようがしまいが、少なからずリスクの可能性はあるのであまり気にしていないです。
それよりも第15章にあった『子どもはどうする?』というトピックについて
みなさんは「ワールドスクーラー」という言葉はご存知ですか?
この本を読んでみて一番知れて良かったと思ったことです。
学齢期の子どもと世界を旅する人がこの世界にはたくさんいるようです。
通常、学校に行き机に座り先生から教えてもらう座学が基本ですが、ワールドスクーラーの方達は自由に学ぶ題材をピックアップします。
例えば世界史でベトナム戦争について知りたい場合は、実際にベトナムに行き現地の博物館、解説などを聞き学びます。
本書から引用するとワールドスクーラーの方達は実践的学習を行っています。
FIRE~最強の早期リタイア術~を読み終えて
FIREを目指す人にとってバイブルである、本書を読み終えて思ったことは
『自分、めちゃくちゃFIREに向かってるじゃん』
でした笑
今ではミリオネアのクリスティー•シェン氏も最初は同じで投資を配当金を貰っていました。
くまさんも投資しているVYMが本に載っていて少し嬉しくりました笑
本業を頑張り貯蓄し、高い貯蓄率を保ち、投資でお金に働いてもらう
単純明快ですが、これを根気よく続けなきゃいけません。
ブーストするためにも副業はマストですね…。
よしっ早く早期リタイア出来るよう本業も副業も頑張るぞ٩( ‘ω’ )و