- 幸せなお金持ちになりたい人
- 頑張り過ぎて心も身体も疲れ切ってしまった人
- どんなに頑張ってもお金が貯まらない人
目次
『金持ちのカメと過労死ウサギ』 by バフェット幸太郎
最近、Amazon Kindle Unlimitedで興味を引かれたタイトルの本を読み漁ってます。
そんな時、この本を見つけました。
バフェット幸太郎(@FREE_LIFE_0102)さんの本
有名ではないかもしれないけど、この人のこの本が目に留まり読んでみました。
読み切って思ったのは
『まぁそうだよね、知ってた。』
ってありきたりな感想が出てきた。
本やネットを通じて「日本がやばい」「自己投資しないとやばい」みたいな情報を知っていたからこそこの感想になってしまった。
じゃあなんであえてこの本をわざわざブログの記事にまで紹介するのか。
その理由はたった1つ
“バフェット幸太郎さんははきっと特別な人じゃなく僕達と同じような人。 だからこそ彼の伝えたい思いを身近に感じれる”
これが僕がこの本を読んでいて一番良いと思ったこと。
正直、自己啓発本や投資本を執筆されている方って結構な確率で高学歴だったりハイキャリアな人が多くありませんか?
たとえ筆者がどんなに自分の平凡さを語ったところで、読み手側が筆者の体験や言っていることを自分に置き換えて考えることが出来ず心の距離が出来た時点で雲の上の人からの言葉なんて届かないと思う。
けれど
こう言っては失礼かもしれないけれど、バフェット幸太郎さんのような「自分達の身近にいそうな人」が書いている事、伝えたい事は心に響いたし、自分の事のように置き換えられた。
この本で一番伝えたい『幸せなお金持ち』のなり方
この本で一番伝えたい『幸せなお金持ちになるためにはどうすればいいのか』を紹介しています。
話の流れはこんな感じでまとめられています。
- 『幸せなお金持ち』になろうと思ったきっかけ
- 僕達を取り巻く厳しい現状
- 誰にでも出来る『王道』なやり方を紹介
職場の先輩が過労死した
「会社の先輩が過労死した」
冒頭からいきなりこんな書出しをされている。
それほどインパクトのある出来事だったと思うし過労死というのは身近にある危険だと思っている。
明るく真面目な性格の方の死
それなのに会社では恐ろしいほど何も変わらず通常通り業務を行っていたという。
社員名簿からその方の名前を消して終わり
「歯車が1つ壊れたから外した、ただそれだけ。」と言わんばかりだ。
どうしても紹介したい台詞を本から引用する。
“会社は僕達を守ってくれない
会社は僕達の幸せを願ってはいない
僕達は自分自身の身を自分で守らなければいけない”
会社の先輩のように壊れたから捨てられる歯車になるのではなく、自分を自分自身で守れる人が少しでも増えて欲しいと願ってこの本を書いたんだろう。
僕達を取り巻く厳しい現状
散々ニュースなどで言われているように僕達を取り巻く現状は相当厳しい
- 終身雇用制度の崩壊
- 早期退職
- 年金問題
今の日本では将来に対する不安になるニュースばかりで息が詰まりそうだ。
終身雇用制度の崩壊
ニュースはもちろん本書でも紹介されているように2019年5月経団連会長やトヨタ自動車社長が「終身雇用制度を維持することは難しい」と発言したように、現在の日本では終身雇用制度が徐々に崩れ始めている。
(参考:「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか)
終身雇用制度が崩れるという事がどういう事を意味するか、それは『リストラ』である。
大企業でも早期退職者を募集
『リストラ』
その影響は既に出始めていて、東京商工リサーチによるとリストラによる退職者が1万人を超えた。
(参考:2019年 上場企業「希望・早期退職」実施状況)
既に大企業だからと言っても安心できる時代ではなくなってきています。
大手企業でいくと
- 富士通
- 朝日新聞
- キリンHD
- リクルートHD
- アステラス製薬
- カシオ計算機
- ファミリーマート
誰もが知っている会社がずらりと並んでいる。
ここで挙げた会社もほんの一部でもっと多く、それも上場企業がリストラを行っている。
しかもその早期退職の対象者として45歳以上の人が狙われている。
ただ45歳以上の人、全てではもちらんなく、中核を担っており業務に欠かせない人はいるのでそれ以外の人が対象になってくる。
要するに『給料だけが高い生産性が無いおじさん』だ。
90年代のバブル崩壊を乗り越えなんとか就職し、会社のため尽くしてきたと思ったら早期退職の対象になってしまう厳しい現実がある。
ただ私達のような現役世代には更に厳しい現実がある。
いわゆる『老後資金2000万円不足問題』
年金はあてに出来ない
特に今の20代から30代の現役世代にとっては年金はあてに出来ない…と少なくともくまさん自身は思ってます。
年金制度自体が無くなるとは思ってませんが、年金問題はますます酷くなっていくことは間違いないです。
厚生労働省が発表している年金制度の変遷に関しての資料がありました。
(参考:支給開始年齢について)
見てわかるように年金制度が始まった当初では年金は55歳から受給出来るものだったのですが、段々と受給年齢が上がっていき遂には65歳までになりました。
資料が少し古いですが、現在でも年金受給年齢は65歳といのは変わりありません。
ただし70歳を受給開始年齢にしようとする議論もあるくらいです。
投資をして次の時代に備えよう
現状の厳しい現実が嫌なほどわかりました。
バフェット幸太郎さんやくまさん自身もおすすめするのは『投資』です。
投資は自分で稼ぐ手段の1つとして必須です。
この本では王道な投資方法の1つ米国ETFを積立方式で購入する事を推奨されています。
私自身、この投資方法を既に実践しています(日本株や米国株も購入していますが)。
高配当ETFで狙える利回りは年3~5%、上手くいけば7%程度の利回りも狙えると思います
。
ただいきなりこんな事を言われても投資?米国株?ETF?
混乱してしまうと思うんですよね。
だからいきなり投資してこれを買おうじゃなくて最初の本当に最初。
スモールステップとして証券口座を開設してみましょう!!
「えぇ~…でも証券口座を開設するなんてわからないよ」…って声が聞こえてきそうです。
でも大丈夫!!
そこでこれです(宣伝)
くまさんが勉強させて頂いてるYoutuberの両学長さんです。
とてもわかりやすく参考になるので是非ご視聴ください!!
サムネにもあるように楽天証券・SBI証券がBESTです。
くまさんは2つとも口座を持っていますが、楽天経済圏で生きている為、楽天証券を使用しております(^o^)
両学長も仰っていますが証券口座を持つということはお金持ちへの第一歩です。
自分で自分を守れるよう知識武装していきましょう!!