- 2020年卒 社会人1年目の人
- 夏のボーナスを期待している人
- ついボーナスを使い過ぎてしまう人
目次
新型コロナウイルスによる2020年夏のボーナスへの影響
結論から言うと2020年夏のボーナスは大幅マイナスになる見通しです。
今回は下記レポートを参照にさせて頂きました。
民間企業、リーマンショック以降大幅なマイナス
2020年夏のボーナスの見通しによると
(参照:2020 年夏のボーナス見通し ~新型コロナウイルスの感染拡大により、リーマンショック以来の減少幅に~)
“民間企業”の夏のボーナスは前年比 -7.6% になる見通しです。
製造業と非製造業では前年比でマイナスが2倍以上差が出ているのがわかります。
2009年のリーマンショックでは前年比 -9.8%だったのに対し、
今回のコロナショックはリーマンショック以来の大幅なマイナスになりました。

新型コロナウイルスによる影響は製造業、非製造業どちらにもありますが非製造業の方が影響が出るのが早いようです。
確かに最近になって新型コロナウイルスによる倒産ニュース(特に観光業)が目立ちます。
直近だとWBFホテル&リゾーツが破綻しました。
コロナ関連で、最大の負債額(約160億円)で倒産したことが話題になっております。
2月ぐらいには無関係だと思ってたコロナウイルスがどんどん身近な問題になってきて、遂には企業が倒産するまで影響が出てきました。
国家公務員は8年連続増加するも鈍化
民間企業と比べ公務員は2013年以来8年連続で増加しており、ボーナス平均支給額は68万7,600円で前年比 +1.3%と増加している。
誤解して欲しくないのは公務員は貰い過ぎだ!!と言いたいのではなくて、データとしてこういった数値があることを知ってほしい。
公務員として働くことが絶対的に正解だとも思わないし、むしろ年々削減される予算の中、少ない人員で業務を回さなければいけないというのは大変だと本当に思う。(友人の県庁職員談)
特にコロナショックの影響下では厚生労働省の職員が不眠不休で働き、現場の保健所でも人手不足で『誰かが倒れたら、終わり』という状況が続いています。
夏のボーナス 支給時期は6月下旬~7月下旬
そんな減額の可能性がある夏のボーナスの支給時期は6月下旬~7月下旬に支払われるのが一般的で、民間企業と公務員で支給時期にほとんど差はないです。
(参考:ボーナス(賞与)の支給日はいつ?公務員と一般企業それぞれの時期【夏・冬】)
期待し過ぎに注意! 夏のボーナス
ボーナスに期待を寄せている会社員の皆さん(私)、や新入社員の皆さん
今年の夏のボーナスに関しては期待し過ぎに注意が必要かもしれません。
特に新卒の方は気になるであろう夏のボーナスについて、一般的に“寸志”を支給する事が一般的になってます。
新卒&大卒で貰える夏のボーナス平均は7~9万円で、ここから社会保険料やらが引かれるので手取りとしては6~7万円程度なので雀の涙程度になってしまいます。
(参考:新入社員のボーナス平均は?いつからもらえる?)
新卒ではなく、ボーナスが40万円貰える人でも社会保険料等で2割程度持ってかれてしまいますので手取りにして32万円程度…
さらにこれはコロナショック以前の景気が良かった時の話なので、今回のコロナショックによって夏のボーナスの減額、または最悪な事態としてボーナス無しが起こりえます。
新卒で8万円もらえた場合
8万円 ✖ -7.6%(コロナショック) ✖ -20% = 51,744円
40万円だった場合
40万円 ✖ -7.6%(コロナショック) ✖ -20%(社会保険料等) = 296,680円
新卒の方に限らず今年の夏のボーナスは支給無しとまではいかなくても大幅な減額は十分考えられますので、思い切ってこの夏に買おうと思っていた高い買い物は考え直したほうが良いかもしれませんね。
新卒で年収400万あったけど辞めたお話
